ETF(上場投資信託)
銘柄コードや分配方針などETFに関するさまざまな情報についてのご質問です。
ご質問
- ETF(上場投資信託)とは何ですか?
- ETFの受渡しは何日目ですか?
- 価格はどこで確認できますか?
- ETFの分配方針を教えて下さい。
- キャピタルゲイン(値上り益)も分配金として支払われますか?
- ETFの決算が7月に集中しているのはなぜですか?
- 個人がETFの分配金を受取る場合や売却した場合の税金について
- 設定・交換とは何ですか?
- TOPIX浮動株指数化で、TOPIX上場投信の組入銘柄ウェイトも変化するのですか?
- ETFにも普通分配金と特別分配金の区別がありますか?
- TOPIX上場投信の決算日が日曜日の場合、分配金はいつ確定されますか?
回答
ETF(上場投資信託)とは何ですか?
取引所で株式と同じように売買できる投資信託で、Exchange Traded Fundsの略称です。通常の投資信託は1日1価(投資信託の基準価額は1日に1回算出されます)でしか売買できませんが、ETFは取引所で株式と同じようにリアルタイムで売買できます。また、普通の株式と同じように、指値注文(売りたい値段や買いたい値段を指定する注文形態)なども可能です。
ETFの受渡しは何日目ですか?
株式と同じく4営業日目です。
価格はどこで確認できますか?
ETFの価格には 2種類あります。
(取引価格)
取引所で株式として売買する場合の価格は、日本経済新聞の株式欄に "上場投資信託(ETF)" として記載されます。 表示単位は1口です。
(基準価額)
投資信託として設定・交換などをする場合にもとになる価額(純資産価額)=基準価額は、日本経済新聞のオープン基準価格欄の「野村」の項に記載されています。表示単位は各ETFの取引単位と同じです。
注)基準価額の表示単位は運用会社で異なる場合があります。
ETFの分配方針を教えて下さい。
信託財産から生じる配当等収益から信託報酬やその他費用を控除後、原則として全額を分配します。 分配金は決算日現在の登録名義人名簿に基づいて支払われます。(分配金の支払いは、原則として、決算日後40日以内です)。
キャピタルゲイン(値上り益)も分配金として支払われますか?
株価指数に連動することを運用目的としていますので、キャピタルゲインは分配しません。
ETFの決算が7月に集中しているのはなぜですか?
日本の株式市場を投資対象とするETFが受取る配当金は3月決算企業によって支払われるものが大半です。3月決算企業の配当金は通常6月下旬に開催される株主総会において確定され、ETFが実際に配当金を受取るのは6月末頃になります。ETFの場合、投資信託が受取る配当金から信託報酬などの経費を差し引いた残りを全額分配することを原則としています。そのためETFの決算は7月上旬に集中しています。
個人がETFの分配金を受取る場合や売却した場合の税金について?
分配金および売買益に対する課税は、上場株式の配当金および売買益に対する課税と同様の扱いです。 分配金については2009年3月31日までの間は10%の優遇税率で源泉徴収され確定申告は不要です。 売買益については2008年12月31日までの間は10%の優遇税率が適用され確定申告が必要です。 ただし、特定口座(源泉徴収あり)を利用すると原則として確定申告は不要です。
※なお税制に関しては、今後改正される可能性があります。実際の取引や課税の詳細については、販売会社もしくは税務署等でご確認下さい。
設定・交換とは何ですか?
通常の投資信託では設定・解約という言葉が使われるのに対し、ETFの場合は設定・交換によって投資信託の受益権口数が増減します。
設定とは、運用会社が、ETFが対象とする株価指数に連動するよう選定された現物株バスケットと引き換えに受益証券を発行することです。設定によって投資信託の受益権口数は増加します。通常の投資信託の設定では、投資家から払い込まれた金銭で株式などの有価証券を買い付けますので買い付けにかかるコストが発生しますが、ETFにおける設定の場合は市場で株式を買い付ける必要がないため、その分投資信託としてはこうしたコストを低く押さえられます。
交換とは設定の逆で、運用会社が、投資家の保有するETFの受益証券と引き換えに現物株バスケットをお渡しすることです。交換によって投資信託の受益権口数は減少します。通常の投資信託では解約請求があった場合、投資信託が保有している株式などを市場で売却する必要がありますが、ETFの場合は、現物株バスケットをそのまま受益者にお渡しします。設定・交換はそれぞれのETFの指定証券会社(販売会社)を通じて行なわれます。
当ホームページでは、それぞれのETFの指定証券会社(販売会社)を見ることができます。ただし、設定・交換は、数億円〜数十億円相当の取引であり、通常は証券会社や機関投資家によって行なわれるものです。また、投資家はETFを市場で売買することができます。市場での売買は設定・交換とは別の話であり、投資家の売買によって投資信託の受益権口数が変化することはありません。投資家は指定証券会社に限らず、どの証券会社を通じてもETFを売買できます。
TOPIX浮動株指数化で、TOPIX上場投信の組入銘柄ウェイトも変化するのですか?
TOPIX上場投信は東証株価指数(TOPIX)に連動する投資成果を目指しています。従ってTOPIX構成銘柄のウエイトが変化すれば、TOPIX上場投信の組入銘柄のウエイトもそれに応じて変化することになります。東京証券取引所はTOPIX構成銘柄に浮動株比率を反映させることを決定しています。上場株式数ベースの指数を浮動株指数へ移行するということであり、2005年10月末、2006年2月末、2006年6月末の3段階に分けて浮動株比率を反映させていくことになりました。
TOPIX上場投信は、原則としてTOPIX構成銘柄のウエイトの変化に合わせ、3段階に分けて組入銘柄のウエイトに浮動株比率を反映させていくことになります。
またTOPIX Core30や業種別株価指数も浮動株指数に移行しますので、弊社運用の日経225上場投信を除く他のETF(TOPIX Core30上場投信、電気機器上場投信、銀行業上場投信、輸送用機器上場投信)も同様に影響を受けます。
(TOPIX等への浮動株比率の反映に関する詳細は東京証券取引所のホームページ
をご覧ください。)
TOPIXが浮動株指数に移行したことに伴い、ベンチマークとしてのTOPIXも変化するのですか?
ETFにも普通分配金と特別分配金の区別がありますか?
ETFの分配金に関する課税は株式の配当金に準じますので個別元本方式による課税ではなく、普通分配金と特別分配金の区別はありません。 ETFの分配金は株式の配当金と同様、全額が課税対象になります。
TOPIX上場投信の決算日が日曜日の場合、分配金はいつ確定されますか?
決算日が休日の場合、分配金は翌営業日に確定します。
投資信託の収益分配金の確定値はホームページの分配金情報に掲載されますのでご参照下さい。
