投資環境レポート
日本の経済・金融市場
株式市場
日経平均株価指数は8月中旬に7年4ヶ月ぶりの下げ幅を記録。その後反発したものの、信用収縮懸念から慎重な見方は消えず。
8月の株式市場は好業績銘柄を中心に堅調な展開で始まったが、中旬にかけて米証券化市場をめぐる信用収縮懸念が再燃し、世界同時株安の様相に。17日には日経平均株価指数が874円急落し、7年4ヶ月ぶりの下げ幅となった。その後、各国中央銀行による対応策などが好感され株価は反発したが、外国株や為替の動向をにらみながらの不安定な展開が続いた。27日に発足した安倍改造内閣に対する反応は希薄。
注目点は9月の欧米金融政策を受けた米株式市場の動向。
債券市場
日銀は8月の金融政策決定会合で利上げを見送り。世界的な金融混乱を背景 としたリスク資産回避の流れから、債券市場に買いが集まる。
世界的な金融混乱ならびに米住宅関連指標の悪化を受け、安全資産を求める動きから債券価格は上昇(利回り低下)。短期金利は外国銀行による資金調達意欲の高さから高水準で推移したが、日銀による潤沢な資金供給により概ね安定した。
日銀は8月の決定会合で金融市場不安定化を背景に利上げを見送ったが、国内景気回復基調に変化はなく、市場の落ち着きを見て利上げのタイミングを模索しよう。



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