投資環境レポート
世界の経済・金融市場
経済動向
アジア・オセアニア諸国の実体経済は概ね堅調。
米サブプライム住宅ローン問題の影響から金融市場は大きく調整したところが多いが、実体経済は概ね堅調。韓国銀行は資産価格上昇への懸念などから8月9日に利上げを実施。中国人民銀行も、7月の消費者物価上昇率が対前年比5.6%増と食料品主導で高騰したのを受けて8月21日に利上げ。他の大半の国・地域では政策金利は据え置き。
株式市場
先進国市場の混乱の影響を受け、中国以外は調整局面入り。
(1)外国人の参加が限定的である中国市場では国内投資家の買い意欲が活発で、7月に続いて最高値を追う展開となった。また香港市場も中国当局が個人投資家による香港上場証券への直接投資の試験実施を行う旨を8月20日に発表した後、資金流入期待から高騰を見せた。
(2)その他のアジア市場は先進国市場の混乱の影響から、8月第2週以降調整局面入り。その後は米国市場に連動する展開になった。
アジアの株式市場では外国人投資家の占める割合が高いことから、先進国市場の影響には引き続き注意が必要。
債券市場
資金流出からオーストラリア・ニュージーランドの通貨が調整。
オーストラリアは8月8日に市場予測通りに利上げを実施したが、その後に先進国市場の混乱が拡大。海外投資家がリスク資産圧縮に動いた結果、高金利を目当てに多額の投資資金が流入していたオーストラリアとニュージーランドから資金が流出し、 通貨は大きく調整。その後も先進国市場の動向に大きく左右される展開。



当ページは情報の提供を目的としており、何らかの行動を勧誘するものではありません。当ページは信頼できると思われる情報に基づいて作成されていますが、当社はその正確性、完全性を保証するものではありません。ここに示された意見などは、当資料作成日現在の当社調査部の見解であり、事前の連絡無しに変更される事もあります。投資に関する決定は、お客様御自身の判断でなさるようにお願いいたします。

