責任投資への取組み

3.スチュワードシップ活動への取組み

当社は、投資先企業が企業価値の向上と持続的成長を実現するために望ましい経営のあり方を定め、これを実現するよう、エンゲージメントの基本方針および議決権行使の基本方針を定め、公正かつ一貫した姿勢をもって投資先企業への働きかけを行ってゆきます。

1.投資先企業の望ましい経営のあり方
(1)社会的責任への適切な取組み

当社は、企業が常に適切な行動を取ることは、企業が社会の一員として存在を認められるための必須条件であるとともに、事業活動の持続性の基盤であると考えます。

企業の適切な行動の前提として、企業が法令を遵守するのはもちろんのこと、社会良識、社内の規則・規範なども遵守すべき事項に含まれると考えます。

当社は、グローバルな環境や社会の問題など、ESG課題に代表される様々な企業の社会的責任に対しても、企業が適切な行動をとることで、長期的な企業価値が向上すると考えます。

(2)資本の効率的な活用による価値創造

当社は、企業価値の向上と持続的成長のためには、企業が中長期的に資本コストを上回る効率で資本を活用して価値を創造することが必要であると考えます。

また、企業が資本を効率的に活用して価値を創造することは、企業が社会的貢献を実現するためにも必要と考えます。

(3)コーポレート・ガバナンス機能の十分な発揮

当社は、企業が価値創造と持続的成長を実現させてゆくための前提として、コーポレート・ガバナンスが十分機能していることが必要であると考えます。当社は、望ましいコーポレート・ガバナンスの形態を、以下のように考えます。

  1. ① 取締役会が、適正な経営判断が下せる人材と規模で構成され、十分に機能していること。
  2. ② 監査委員会または監査役会が、株主に代って取締役の業務を監査することのできる適切な人材で構成され、十分に機能していること。
  3. ③ 各種委員会が設置される場合、それぞれの委員会が適切な人材で構成され、かつ、独立性を保ちつつ運営されていること。
  4. ④ 役員報酬が、企業価値の向上と経営者のインセンティブのバランスがとれたものであること。
  5. ⑤ コンプライアンス、内部監査など、十分な内部統制を可能とするガバナンス・システムが確立されていること。
  6. ⑥ 法令、市場規則などを順守し、コーポレートガバナンス・コードなどに適切に対応していること。
(4)適切な情報開示と投資家との対話

当社は、投資先企業の状況を的確に把握するために、企業が適時・適切に情報を開示し説明責任を果たすことが必要であると考えます。また、投資家の意見を適切に経営に反映させるために、企業が積極的に投資家との対話を行うことが必要であると考えます。

特に法令違反や反社会的行為については、原因の究明および責任の所在の明確化ならびに効果的な再発防止策の策定および徹底について、十分な開示と説明を求めます。