福田コメント
初詣のおみくじ in 2026年("他者の声"3部作の最後)
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
さっそくですが、下の表は私が初詣で引いたおみくじの運勢と相場についてのお告げを一覧にしたものです。私は、最近の情報発信の中で、お客様(受益者)の声(2025年10月27日付 福田コメント お客様(受益者)の声)、"Mr. Market"の声(2025年12月9日付 福田コメント 2025年の投資判断を総括する)と、他者の声に耳を傾けることの重要性を語ってきましたが、最後にもう一つ、"天"の声も付け加えておきましょう、ということで、これで"他者の声"3部作とさせていただきたいと思います。自信過剰や過信を戒め、虚心坦懐で謙虚な立ち居振る舞い、判断を心がけるために、これらの3つの"他者の声"が重要だと考えています。

さて、天の声としてのおみくじですが、驚くなかれ、特に黄色くハイライトした部分などは、その後の相場展開を見事に予見したうえでのお告げであったように思えます。ただし、2023年の"売り推奨"は誤りであったように見えます。
肝心の、今年のお告げは「売れ 少しは利あり」。1年前(2025年1月9日付 福田コメント 初詣のおみくじ)にも書きましたが、改めて明言させていただきます。もし、私がプロ野球の監督だとして、選手起用を決める際、過去のデータ(相手ピッチャーとの相性など)とその時の選手の状態(調子の良し悪しなど)のどちらを重視するかと問われれば、私は後者に重きを置いた意思決定をする傾きがあると自覚しています。
おみくじとはまた別に、この時期になると干支の相場格言が話題にのぼることがあります。歴史や相場は円環するものであるという基本的な世界観は共感する部分が大きいのですが、それでも、外国人投資家が判断材料にしているはずもないと考えられる干支の相場格言については、どの程度真顔で相手にしたらいいのか戸惑うことも多いというのが正直なところです。まあ、話のネタということで取り上げると、今年は午年(うま年)、しかも60年に1度の丙午(ひのえうま)ということです。相場格言は「午尻下がり」、株価が下落しやすい年とされているようで、実際、戦後6回あった午年の、日経平均株価の年間騰落率は上昇・下落共に3回ずつで勝敗は五分五分でした。なかなか微妙なところですが、私の場合は、どちらかと言えば、おみくじの方が「結構いい線行っているんじゃないの?」という感じがしています。
たかがおみくじ、されどおみくじ。そのお告げの解釈を巡って、今年もまた、あれこれ思いを巡らしております。