「わたしの自由時間」とは

人生後半は、家族や会社での役割を中心に過ごす時間が減り、自分らしく過ごせる時間が増えていく時期です。
自由に使える時間の長さは人によって異なりますが、安心して自由時間を楽しむためには、
家計や資産の見通しを立てておくことが欠かせません。
「わたしの自由時間」サイトは、50代からの人生を楽しむためのヒントとなる、お金に関する情報をお届けします。

人生後半の自由時間は約10万時間

人生後半の時間は、思っている以上に長くあります。仮に、人生後半を20年として1日14時間で換算しても、その時間はおよそ10万時間となり、働いていた時間に匹敵します。
仕事や家庭など、役割中心だった日々とは違い、この時間をどう使うかは自分次第です。何となく過ぎていく時間にするのか、それとも趣味や学び、健康、家族や仲間との時間などへ自分なりに再設計するかで、人生の豊かさは大きく変わってくるでしょう。まずは、長い時間があることを認識すること。そこから、第二の人生の設計が始まります。

人生後半、自分のために使える時間は?

人生後半、自分のために使える時間は?のイメージ

※「働く時間」は、8.5時間/日×250日×45年間(20歳〜65歳)=9.6万時間、「これから使える時間」は14時間/日×365日×20年間=10万時間を基準とした。

出所:野村アセットマネジメント作成

不安の正体は、見通せないこと。まずはお金の「見える化」から

自由時間を楽しむためには、お金の見通しを立てることが重要です。せっかく老後のために貯めてきたお金も、不安が先行してなかなか使えず、使い時を逃してしまうこともあります。
不安を膨らませるのではなく、まずは簡単でよいので、リタイア後に見込まれる収入・支出・年金・退職金・貯蓄などを書き出して、見える化してみましょう。不安は、正体が分からないほど大きく感じられますが、数字にすると対策を考えやすくなります。
必要以上に心配しすぎず、まずは把握すること。そうすれば、安心して使えるお金の範囲や備え方が見えてきます。

お金を「見える化」しよう!

出所:野村アセットマネジメント作成

人生後半は、自分らしく今を楽しむ。思い出に、投資を

人生後半の時間とお金の使い方では、「何に使うと満足度が高いか」を考えることが大切です。
以下のグラフは、実際にお金を使った経験について、リタイアメント層がどのように感じたかを尋ねたものです。「使って良かったお金」として最も多かったのは「趣味・娯楽費」で、52%を占めました。
旅行、趣味、学び直し、家族や仲間との食事や外出など、自分らしく今を楽しみ、あとで思い返したときに「思い出」として残る体験を増やすことは、人生の豊かさにつながります。節約できる部分や自分に必要ない支出を見直し、思い出に投資することで、これからの時間をより価値あるものにできるのではないでしょうか。

リタイアメント層の「使ってよかったお金」「使って後悔したお金」

リタイアメント層の「使ってよかったお金」「使って後悔したお金」のイメージ

出所:当社資産運用研究所が行った「Investor Insights 2025(リタイアメント)-リタイアメントに関する意識調査-」(調査時期:2025年10月)を参照。

※使って良かったお金・後悔したお金の「その他」は、「ない・わからない」に類する回答を除外して作成部署が集計。

次の「老後資金は足りるか」では、生活費や年金を整理しながら、安心して過ごすために必要な資金を見える化していきます。