プレスリリース
米国Research Affiliates 社が開発したファンダメンタル・インデックスに基づく運用商品の設定に関するお知らせ
平成17年8月23日
関係各位
野村アセットマネジメント株式会社
野村アセットマネジメント株式会社(以下野村アセットマネジメント)は、米国Research Affiliates 社が開発したファンダメンタル・インデックスのコンセプトに基づく運用商品について、野村アセットマネジメントが国内での独占販売権を有することに合意しました。
これにより両社は、ファンダメンタル・インデックスの考え方に基づいたグローバル株式、日本を除くグローバル株式、日本株式等の商品を設定し、国内外の投資家(年金基金等の機関投資家及び個人投資家)の皆様に幅広く商品を提供していく予定です。
<Research Affiliates 社について>
Research Affiliates 社は、Robert D. Arnott(ロバート・アーノット)氏が2002 年に設立したSEC 登録の運用会社で、グローバル・アセット・アロケーション等の商品を提供しています。
アーノット氏は米国におけるTAA 戦略の第一人者であり、革新的な投資手法を駆使する最先端のクオンツ運用者で、直前までFirst Quadrant 社の会長を勤めていました。また米国フィナンシャル・アナリスト・ジャーナルの編集長であり、UCLA 客員教授を兼任しています。
同社では、ノーベル経済学者のHarry M. Markowitz 氏、”Random Walk Down Wall Street”(邦題:ウォール街のランダム・ウォーカー株式投資の不滅の真理(井手正介氏訳))の著者であるBurton Malkiel 氏、”Against the Gods”(リスク神々への反逆(青山護氏訳))の著者であるPeter L. Bernstein 氏、投資理論研究者として名高いJack Treynor 氏等をメンバーとするアドバイザー委員会を設け、革新的な商品開発・研究を積極的に行っています。
<ファンダメンタル・インデックスについて>
ファンダメンタル・インデックスとは、S&P500、TOPIX 等の時価総額加重により構成されたインデックスと異なり、企業の様々なファンダメンタル指標により加重されたインデックスです。主な指標は、株主資本、売り上げ、配当及びキャッシュフローです。
「時価総額で比率を決めるインデックスは、適正水準より割高に買われている銘柄をオーバーウェイトし、割安に放置されている銘柄をアンダーウェイトする傾向があるため、長期的運用の観点からは最適なポートフォリオとは言えず、ファンダメンタル指標によって比率を決めるインデックスの方がより最適に近いポートフォリオとなる。」といったアーノット氏の考えに基づき、当該インデックスのコンセプトは考案されました。
アーノット氏の検証により、「米国市場では、ファンダメンタル・インデックスが米国の代表的な時価総額加重インデックスに対し、過去43 年の平均で年間約200 ベーシスポイント程度アウトパフォームしている。」ことが分かっています。また、G7 諸国の各市場においても同様に、ファンダメンタル・インデックスの手法が時価総額ベースの既存インデックスを上回るという米国市場と同じ結果が、 Research Affiliates 社にデータ提供で協力している野村證券株式会社金融経済研究所によって確認されています。従って、現在の一般的な株式運用のベンチマークに対しては、リスク水準を同等に保ちながらも継続的に超過リターンが期待できる運用手法と考えられています。野村アセットマネジメントは、グローバル株式、日本を除くグローバル株式、日本株式などの商品の組成を検討しています。
米国において、ファンダメンタル・インデックスによる運用が近年急速に注目を集める中で、サウスダコタ州年金基金が2004 年末より運用を開始し、又カリフォルニア州公務員退職年金基金(カルパース)も当該インデックスの導入を検討している模様です。更に、主にグローバル指数を配信しているFTSE グループが、今年の7 月にResearch Affiliates 社と契約を締結し、米国及びグローバル市場においてResearch Affiliates ファンダメンタル・インデックス(RAFI)を提供する予定です。
(ご参考)Research Affiliates 社のホームページ:
http://www.rallc.com
以上
お問合わせ先:
野村アセットマネジメント株式会社総合企画室平松・鈴木
TEL. 03-3241-9764
