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Jason Mortimer

ESGリサーチ

非財務情報をアルファの源泉とする
サステナブル債券投資

債券サステナブル・インベストメント・ヘッド

Jason Mortimer

Jason Mortimer

債券サステナブル・インベストメント・ヘッド

「日本で働きたい」という学生時代の夢を実現し、日本で金融キャリアをスタートし、香港、シンガポール、ロンドンなどで幅広くキャリアを重ねる。ロンドンでは運用会社にて新興国債券ポートフォリオマネージャー業務に従事。2017年に野村アセットマネジメントに入社し、債券サステナブル・インベストメント・ヘッドを務める。

担当している運用戦略/代表ファンド

グローバルESGバランスファンド(債券戦略)
野村サステナブルセレクト(債券戦略)

戦略のご紹介

債券戦略においてリスク調整後リターンを向上させるために、ESGデータを活用しています。
当社のコアとなるサステナブル債券投資手法は、
1) ダウンサイドリスクの回避、2) 定量的な非財務スコアリングモデルの活用、3) 投資チーム主導の運用プロセスへの統合アプローチという、3つの柱に支えられています。これに基づき、各戦略で独自のサステナブル投資手法を発展させて、資産クラス特有の重要なサステナビリティ・リスクを適切に把握することを目指します。当社のサステナブル債券投資戦略は、魅力的なリスク調整後リターンと、社会的価値創造の両立を目指しています。

運用において大切にしていること

債券市場は、非財務情報であるリスク(=ESGリスク)要因に関して非効率的であると私は考えています。
言い換えれば、非財務情報はアクティブ戦略において投資アルファ(銘柄選択や配分によるリターン)の源泉となり得るということです。
当社のサステナブル債券投資手法は、クレジットリスクに影響をもたらす要素を特定し、あらゆるサステナビリティのリスクを適切に評価しています。これらのリスクを正確に見積もることで、我々は投資家の資本を効果的に配分できる一方、市場メカニズムを通じて社会課題にサステナブルに向き合うことができます。

投資家の皆様へのメッセージ

当社のサステナブル債券投資の特徴は、「有言実行型」です。非財務要素を源泉として潜在的なアルファを生み出すには、最先端のサステナビリティ要素をすぐに特定して投資分析に組み込む必要があると私たちは考えております。その例として、次世代のサステナビリティ課題であるサイバーセキュリティをいち早く研究して投資分析に組み込んでいることが挙げられます。なぜ投資先のサイバーセキュリティの状況を注視しているのか、そしてクレジット投資においてどのように組み込んでいるのかについては、Nomura Connectsのホワイトペーパーをご覧ください。
https://www.nomuraconnects.com/focused-thinking-posts/why-cybersecurity-is-the-biggest-hidden-esg-risk/